LoughboroughMBA奮闘記

UKのMBA受験に向けた奮闘記!

Reflection Week5

Week5は月曜日のEconomicsがAccountingに振替になり、火〜金と集中講義でしたので、内容は重たかったですが振り返りはさくっと。。

 

【Monday】Accounting

・Performanceを計る手法として、Performance Management Framework(

Fitzgerald & Moon, 1996)というものがあり、

Starategyを分解したときに、Dimentions, Target, Rewardsの3つに分かれるという考え方。
→超Academicな話で現実の世界に落とし込めないのでシカトでいいらしい。

なんやねんそれ。。

・そこで、「Market-based shareholder metrics」というものが大事らしい。

 

[外部に向けたPerformance指標]

・そもそも株式会社は株主のお金を資金源の大部分として運営をしているので、株主にいくら配当が回せるかということが非常に重要になってくるが、利回率は以下の式で計算される。

株主総利回り=(配当金+株価変動額)/ 会計年度はじめの株価

株主総利回りの他に「配当利回り」「配当倍率」などがあるが、これらを計算したところで、会社にとって配当金額の決定する論理的なベストアプローチはないとのこと。

・ただ、ゴニョゴニョ話曰く、結局は株主はギャンブラーなので、行動心理学的に利回り率がコンスタントに良い(ように見えるでもOK)ように金額調整するのが常套手段とのこと・・・。

[内部に向けたPerformance指標]

・利益額が良いからと言って別に、キャッシュフローが良いわけじゃないのでなんの参考にもならない。

・株主はどんだけの利益が得られたかが重要で、必ずしも利益が+であればOKというわけではない

→例えば1000円投資して、10%のリターンがあると期待していたとする。

→年度末に1090になっていたとする。でもこれじゃ10%にみたない(9%しか増えてない)

→よってダメっていう厳しいっていうこともある。

→ケースバイケースではあるが、市場の成長率などにもよって配当金額の設定方法の考え方は異なることになり、したがって社内のファイナンス状況よりかは、外部の状況に依存することが多い

→色んなマーケットが有り、とある市場はn%,とある市場はm%っていう成長率がある。つまり、どこでリスクを取って、どこで安牌を取っていくかという市場別のKPIが達成されなけれが、グロスで?%上がったからといって必ずしも100点ではないことは明らかである。

 

[バランス・スコアカードについて]

・バランス・スコア・カードとは、企業が持つ4つの視点(財務の視点、顧客の視点、業績プロセスの視点、成長・学習の視点)がどのように企業の業績やビジョンに影響を与えているかを可視化する業績評価(マネジメント)システム(以下URLより抜粋)

「バランス・スコア・カード」とは?概要や特徴、構築へのステップから参考書籍までご紹介 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア

 

・ワークでやってみたけど、このバランス・スコアカード作るのめちゃむずい・・。

・ググってきたらバランス・スコアカードを補強するためのフレームワークでこんなのあった↓

戦略マップとは?メリットや作成方法、おすすめの書籍をご紹介 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア

 

【Tuesday~Friday】Problem-Solving for Learders

・なにか問題が起きたときに、それに対して対策をとった後の結果をコントロールすることは不可能。

・しかし、プロセスを変えることで成功の確率を最大で50%程度良い方向に終わらせることができるらしい。

・なにか集団で物事を決めるとき、結果が残念だったとしてもプロセスが公平であれば反対意見であった人の納得度合いもまあまあの数字になる。

・上記2点より、公平な意思決定のプロセスを踏むことが最も意思決定において重要であるとのこと。

・公平な意思決定プロセスのフレームワークとして、「Value- Focused Thinking

」を学んだ。

 

Value- Focused Thinking

Value treeの作成

・意思決定したい目的に対して、その決定要因となるCriteriaをまず書き出す。

②各Criteriaの分析

・書き出したCriteriiaそれぞれに対して、満足度0〜100%の間で判断基準となる閾値を決める(例えば、最低100円最高1000円まで支払うとして、400円までなら満足、600円までならぼちぼち、1000円ならめっちゃしんどい。みたいな感じ。)
閾値を決めるための論理的なフレームワークはなし(学んでないだけかも)

③重み付け
・決めたCriteriaに対してそれぞれ重要度を0〜100の間で決める。(これも数字を決める論理的なフレームワークはなし)

・重要度を決めたら、それぞれの重要度N1,N2,...Nnを足して合計の数字を割り出し、それぞれNn/ΣNnを割り出し、各クライテリアの重み係数を割り出す

④Sensitivity Analysis

・最後に、③で決めた重みのどこを変えることで結果が変わるかを数字を実際にインプットして比較してみる。

・どの重みを変えても最初の意思決定と変わらないなら、それがもっとも「マシ」な意思決定と言える

・重みを変えると最初の意思決定と違う解が出るなら、重み付けの再考をしてみるとより「マシ」な意思決定に近づくことができる。